01.
「Sitecore DX TOKYO 2020」に今年も参加しました
一昨年までSitecore Experience Tokyoとして開催していたサイトコア社主催の国内最大のSitecoreイベントが、「Sitecore デジタルエクスペリエンス東京(DX TOKYO 2020)」となって開催されました。
2020年12月10日に開催されたこのイベントも、今年で5回目となります。
LYZONも1回目から毎年参加しており今回が5回目の協賛となりました。
毎年規模を拡大してきたこのイベントですが、今年はコロナ禍ということもあり、初めてのオンライン開催という形での開催となりました。
02.
初めてのオンライン開催に至るまで
大型イベントが軒並み中止になっていることもあって、開催自体も危ぶまれましたが、初めてのオンラインセミナーは課題がありつつも、多くの方に手軽にSitecoreの情報に触れていただける良い機会となりました。
弊社ではこれまでオンラインセミナーの開催はなく、動画で撮影して放送するという登壇スタイルに挑戦するのは初めてのことでした。
幸い、少し前からPR用の動画を社内で撮影し始めていたのでスタジオ等は用意があり、準備期間は短かったものの、急ピッチで資料作成や動画撮影を済ませて当日に挑むこととなりました。
当日はサイトコア社様が事前に撮影した映像を流していただきながらイベントが進行しましたが、これまで毎年様々な人の反応を見ながら話を聞けていたのと違い、どう見られているのかなどの不安も感じながらの当日でした。
それでも、自宅や職場に居ながらにして様々な企業の方のお話を聞くことができた今回のイベントは、これまでになかった新たな価値を生み出したように感じています。
03.
イベントで感じたデジタルマーケティング市場の拡大
当日、他の企業様のお話なども聞きながら1番感じたのは、WEB市場、特にデジタルマーケティング市場が今回のコロナ禍やリモートワークの拡大で、急速に拡大しているということです。
今回のサイトコアイベントもオンラインですが、近い将来、今よりもさらにオンライン上で自社サービスを完結できるような仕組みが必要となります。
これは欧米や中国などのWEB先進国ではすでにほとんどの大企業がそうしていて、自社サイトに商品を載せるだけでなく、そこでチャットでコミュニケーションを取れたり、充実した検索システムでほしい情報が簡単に手に入ったり、欲しいと思ったらボタン一つで簡単に注文ができたり、そういった従来の営業マンの訪問などを必要としないWEB完結型のサイトが増えています。
今回のイベントで、今後こうしたデジタルマーケティングを導入していくうえでの基盤としてSitecoreを紹介していましたが、弊社としても単にCMSとしてだけでなくデジタルマーケティングの総合プラットフォームとして、今以上にSitecoreの機能をアピールしていかなければいけないと感じました。
04.
最後に
弊社も代表の藤田が登壇してお話をさせていただきましたが、今後Sitecoreの市場における重要性はますます高まっていくと感じています。
リモートで仕事や買い物などをすることが急速に増えている現代において、WEBサイトの持つ役割や意味も大きく変化しています。
これまで会社紹介や製品紹介だけを載せていればよかったパンフレット型のサイトではなく、WEBサイト上で営業も販売も全て完結してしまうWEB完結型のサイトが求められています。
こうした中にあって、我々ITベンダーが提供する価値というものもこれまで以上に大きなものでなくてはなりません。
世の中の便利さやわかりやすさを生み出すために、我々の会社コンセプトである「世界に役立つ脳を作る」の言葉を忘れず、これからもお客様にご満足いただけるサービスを提供し続けていきたいと思います。
※エントリーの内容・画像等は、公開時点での情報に基づきます。
※Sitecoreのバージョンによって実装されている機能が異なります。