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LYZON編集部

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【解説動画あり】Sitecoreのマーケティング機能 ユーザーの行動を可視化する「パスアナライザー」

Sitecoreはコンテンツ管理だけでなくデジタルマーケティングに役立つ機能を多く備えています。
今回はその中のひとつ「パスアナライザー」についてご紹介します。

利用時のイメージがつきやすいよう、動画でも実際の画面を用いて解説していますのでぜひご覧ください。

動画で解説!Sitecoreの「パスアナライザー」とは?



01.
Sitecoreの「パスアナライザー」とは?

サイトを訪れたユーザーがどんなコンテンツに触れ、サイト内でどのような行動をしたかを可視化できる機能です。
資料ダウンロード、商品の購入といった特定のゴールに至ったユーザーがどのチャネルから流入し、サイト内でどのような経路をたどってきたのかというユーザーのエクスペリエンスを確認できます。

視覚的にマッピングすることで、コンバージョンに貢献しているコンテンツを分析したり、コンバージョンしやすいユーザーの行動パターンを知ることができます。




GA4などの分析ツールでも、初回の接点や特定のコンバージョンから数ステップ前までの行動を確認することはできますが、検討期間が長い商材や、リピーターが多いサイトの場合それだけではユーザー分析が不十分に感じられることも多くあるかと思います。

Sitecoreのパスアナライザーであれば、初回訪問から現在にいたるまでのすべての行動をユーザー単位で把握し、より高度な分析を行うことができます。
1stパーティークッキーを利用して計測しているため、Cookieの規制を受けることはなく、ユーザーのログインなしで確度の高いデータを取得可能です。

コンバージョンに貢献しているコンテンツやパスを知ることで、内容を強化するべきコンテンツがわかり、適切な導線設計をするためのヒントを得られます。


小さな円のひとつひとつがページやゴールを表す「ノード」、円と円をつなぐ線をユーザーがたどった経路を表す「パス」です。
凡例をご覧いただくとわかるように、効果の高いノードやパスは、線の太さや色、円の大きさなどで視覚的に判別しやすくなっています。

02.
特定のページへのパスを確認できる「ページアナライザー」

特定のページへのパスを確認したい場合には「ページアナライザー」が便利です。
使い方は、パスアナライザーでマップを表示させた態でノードをクリックし、「ページアナライザーで開きます」を選択するだけです。



パスアナライザーではサイト全体のコンテンツとパスを表示し全体像を把握できるのに対し、こちらは特定のページへのパスをピンポイントで確認することができます。

例えばお問い合わせページや申し込みページなど、特定のページへの経路を確認したい場合などに役立ちます。

03.
パスアナライザーを活用してリアルなユーザー行動の分析を

パスアナライザーを利用することで、サイト内でのユーザーの行動をマッピングし、視覚的に把握することが容易になります。
初回訪問から現在まで、どのチャネルと接点を持ち、何回サイトを訪問し、どのコンテンツに触れてきたのかをユーザー単位で確認できます。
初回訪問者とリピーターを分けてマッピングすることもでき、両者の行動の違いを分析することでより適切なマーケティング施策を検討しやすくなります。

また、同じくSitecoreのマーケティング機能である「キャンペーンクリエイター」で発行できる専用の計測パラメータを組み合わせて利用すると、どの広告をいつ見たのかまで分かるようになり、複数媒体で広告を出している場合には、それぞれの貢献度の把握にもつながります。
このような分析は、通常であればアトリビューション分析ツール等を利用しないと難しいものでしたが、SitecoreであればCMS内で確認することができます。

Sitecoreのパスアナライザー機能を、ぜびコンテンツやユーザーの分析に活用してみてください。
使い方や他のマーケティング機能について詳しく知りたい場合は、ぜひLYZONにお問い合わせください。



※エントリーの内容・画像等は、公開時点での情報に基づきます。
※Sitecoreのバージョンによって実装されている機能が異なります。

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