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LYZON編集部

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【解説動画あり】Sitecoreのマーケティング機能 サイトへの流入経路やユーザー属性がわかる「エクスペリエンス アナリティクス」

Sitecoreはコンテンツ管理だけでなく、デジタルマーケティングに役立つ機能を多く備えています。
今回はその中のひとつ「エクスペリエンス アナリティクス」をご紹介します。 動画でも詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

動画で解説!Sitecore「エクスペリエンスアナリティクス」とは?



01.
Sitecoreの「エクスペリエンスアナリティクス」とは?

エクスペリエンスアナリティクスとは、マーケティング担当者や分析担当者向けに、サイト上で収集したユーザーの行動や属性をレポートとして提供する機能です。
管理しているサイトへの流入数やコンバージョン数、ユーザーの属性、どのチャネルから来たか、といった数値を概要レポート・詳細レポートで確認することができる機能です。

こうした数値はGA4など計測用のツールを利用して確認されることが多いですが、Sitecoreには管理画面から様々な数値を確認できる機能がデフォルトで備わっており、 コンテンツ管理と実績数値の把握をCMS上で完結することができます。

さらにSitecoreでは1stパーティクッキーを利用してユーザーの行動を計測しているため、EUの「GDPR」(一般データ保護規則)や、日本国内の「改正電気通信事業法」といった法律の施行によるCookie規制の影響を受けることなく、正確な数値を計測することができます。

02.
エクスペリエンスアナリティクスで確認できること

エクスペリエンスアナリティクスでは次のカテゴリのレポートを確認できます。

ダッシュボード

サイトの訪問者数やチャネルグループ別の訪問数、エンゲージメントバリューなど、サイト全体の流入数・訪問者に関する概要が確認できます。


オーディエンス

サイトを訪問したユーザーがどのようなユーザーであったか確認できます。
国・地域・言語や、あらかじめ設定したパターンカードと一致した訪問者の数も見ることができます。
パターンカードとは、パーソナライズに利用できるSitecore機能のひとつです。「特定のカテゴリの製品情報ページを訪問した」「会社概要ページを訪問した」など、サイト内での行動によってユーザーのスコアリングを行い、あらかじめ設定したパターンカードに近い行動をとったユーザーをマッピングしたり、パーソナライゼーションのルールを実装することができます。
これにより、ユーザーを性別・年齢などの一般的な属性のラベルではなく、「行動」によって計測・分析することができます。


集客

ユーザーがどのチャネルやキャンペーンからサイトを訪れたかをみることができます。
デフォルト機能であるキャンペーンクリエーターを利用してキャンペーンコード発行等の設定を行うことで、広告単位、クリエイティブ単位などより詳細に流入元を特定しての計測が可能です。


行動

上位のエントリーページ(ランディングページ)や離脱ページ、それぞれのページでの平均滞在時間を確認することができます。
また、サイト内検索を設置している場合はどのキーワードでの検索数が多かったのかみることができます。


コンバージョン

申し込み、フォーム送信、資料ダウンロードなど、コンバージョンポイントしてあらかじめ設定した「ゴール」を達成したコンタクトの数(=コンバージョン数)やコンバージョン率を確認することができます。



エクスペリエンスアナリティクスを利用することで、マーケティングや分析に必要な数値を簡単に確認できるようになっています。
アカウント管理もSitecore上で行えますので、セキュリティや管理工数の面でもメリットがあります。
サイトやユーザーの状況把握にぜひ活用してみてください。



※エントリーの内容・画像等は、公開時点での情報に基づきます。
※Sitecoreのバージョンによって実装されている機能が異なります。

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