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Sitecoreデジタルマーケティング

Sitecore DXPを用いたデジタルマーケティング活用によって、Webマーケティング活動を飛躍的に向上させます。

デジタルマーケティングの背景

消費者の情報取得方法が変化したことで、企業にとってのデジタルマーケティングの重要性が増しています。​ そのような状況の中、デジタルマーケティングがなかなか思うように機能せず、Webの集客や売上に伸び悩みを感じている人もいるのではないでしょうか。

そのような場合、Sitecoreの導入によってデジタルマーケティングの悩みの大部分を解決できる可能性があります。

Sitecoreはデジタルマーケティングに最適なCMS

機能的要素 -充実したデジタルマーケティング機能-

Sitecoreは、Webサイトの運営や更新、SNSとの連携、ブログの管理、パーソナライズ(個々のユーザーごとに表示させるページをカスタマイズさせる機能)を一元的にでき、高機能かつ多機能で直感的な操作が可能なCMSです。 その優秀さは、IT分野の調査・コンサルティングを公平な第三者として行うガートナー社が、ITの各分野で製品を調査・評価するマジッククアドラントにおける評価で証明されています。同社による調査の結果、2018年度のWebコンテンツ管理(CMS)分野でSitecoreは9年連続で「リーダー」に選出されています。同調査の「実行能力」軸では、4年連続で最上位を獲得しています。

金銭的要素 -Sitecoreなら総合的にコストを抑えられます!-

一般的なデジタルマーケティングツールの導入メリットとして、 安価で早急な導入が可能という点があります。

それと比べて初期費用という面では、SitecoreはCMS基盤であるため、その他のツールと比べて高額になります。 しかし、デジタルマーケティングに本格的に取り組むにあたって、サイト構成からガラッと変え、 ユーザーにパーソナライズをしていきたい、といったような基幹連携も含めた本格的なデジマ利用を 考えている企業にとって、Sitecoreは非常に費用対効果の高いソリューションとなります。

Sitecoreのデジマ機能の費用は、CMSのライセンス費用に含まれており、デジマ機能をフル活用しても 費用は上がりません。 Sitecore標準のデジマ機能と同等の機能を利用するには、他のデジマツールで年間数百万円のライセンス費用や導入に伴う費用がが必要となります。 さらに複数システムを扱うので、習熟や連携にもお金や時間がかかってしまいます。 そのため、Sitecoreは中長期的な視点に立った時のコストパフォーマンスが非常に高くなるツールと言えます。

また、このSitecoreライセンスの費用の中にはCMS機能、デジマ機能に加え、アクセス解析機能やユーザー管理機能、多言語機能なども含まれています。 これらの豊富な機能は、年間数百万円の固定ライセンス費を払うだけで、追加費用を払うことなく利用可能です。 例えば全く同じ機能を使用するときに別々のCMS、デジマツール、アクセス解析ツールのライセンスを3~5年間払い続ける場合と、 Sitecoreのライセンス費用を同じ期間払う場合とでは、同額かSitecoreのほうがトータルコストは安くなります。 また、ツールがバラバラでなく、1つの管理画面で操作可能なので、運用が楽になるメリットも大きいと思います。

サービス全体像

サービス全体像

Input

Sitecoreは疎結合にできており、様々なツールと連携可能!DMPとしても十分に利用可能

  • アクセス解析
  • ユーザートラッキング
  • フォーム情報
  • スコアリング設定
  • SFA/CRMデータ連携
  • ソーシャルデータ連携
  • パブリックデータ連携(オーディエンスデータ)

分析・意思決定

AnalysysInsightsDecision

DMPとしては、ここを意識するかもしれませんが、その先を見据えることも重要です!分析した結果をどのようにActionにつなげるのかを意識してください。

  • A/B・多変量テスト
  • リードナーチャリング
  • プロファイルスコアリング
  • 行動履歴に基づいたターゲティング
  • 条件ルール・ベースのターゲティング
  • マーケティングオートメーション
  • 予測マーケティング
  • マーケティング施策の把握
  • 顧客セグメンテーション

Output

Automation

Sitecoreは、コンテンツ管理の基盤であるためパーソナライズやレコメンドの設定も用意。もちろんMAにも対応している。

  1. Web表示 
  2. パーソナライズ・レコメンド
  3. メール送信・Push
  4. メール配信、SNS、LINE Push通知
  5. SNS
  6. Facebook配信
  7. DSP連携
  8. 追加開発が必要ですが、可能
分析・意思決定の先を見据えることが重要。
分析した結果をいかにサイトのユーザーに還元するのか対策のしやすさを考える必要がある!

LYZONのカバー範囲
Sitecoreのカバー範囲
カテゴリ カテゴリ詳細 サイトコア ライバル 補足
Push Web広告 × LYZON開発 (連携のためライバルなし) LYZONで開発
SNS △ LYZON開発 (連携のためライバルなし) サイトコアは一定の連携機能を有していますが、SNSの管理ツールとは異なる。SNSの管理ツールとしては、Sprinklr、Hootsuiteなど企業向から個人向けのツールがある。
SMS(ショートメッセージ) △ LYZONパッケージ (連携のためライバルなし) LYZONの開発実積としてtwilioと連携してSitecoreで活用可能
LINE △ LYZONパッケージ (連携のためライバルなし) LYZONの開発実積としてLINEBusinessConecctと連携してSitecoreで活用可能
ブラウザPush通知 × LYZON開発 (連携のためライバルなし) LYZONで開発します。
アプリPush通知 × LYZON開発 (連携のためライバルなし) スマホアプリのコンテンツをサイトコアで管理することも可能です。Webviewで連携させるだけでなく、API連携でネイティブアプリと連動させることも可能です。 アプリ自体は、Yappliもあれば、Firebaseなどを利用して構築することが多くなっている。
メールマーケ メルマガ配信 "MailPublisher、WEBCAS、配配メール、など様々
SendGrid,SparkPostなども増加。多様なツールがある。"
Sitecoreは、EXMを利用して、メールの配信が可能です。またメールの文面についても、サイトと同じコンテンツとして管理できるため、サイトのコンテンツなどが連動可能です。
パーソナライズメール配信
CMS PCサイト 同じレベルのCMSとして、Adobe Experience Manager、Acquia、TeamSiteなどがある。国内にも中堅向けにPowerCMSやNoren、WebRelease、RCMS、SITEPUBLIS、Heartcoreなどがある。 コンテンツ管理は、Sitecoreの本丸。長年の実績があるとともに、洗練されている。大企業で多く利用され、セキュリティ対応、マルチサイト管理やグローバル対応(GDPR含む)などを含めて、コンテンツ管理必要な機能がそろっている。
スマホサイト
CMSパッケージ △ LYZONパッケージ サイトコアのパッケージは無し Sitecoreのサイトを短期間、低価格で構築できるようにパッケージ化した製品で、通常の開発期間の半分で構築が完了する。
アクセス解析 マス分析 GoogleAnalytics、AdobeAnalytics サイトコアでマス分析も可能だが、マス分析に関してGoogleAnalyticsが一般的に利用されているため、マス分析はGoogleAnalyticsを利用することが多い。
パーソナライズ分析 GoogleAnalytics360、ユーザグラム GA360でパーソナライズ分析するには、コストが大きくかかるため、サイトコアが有用。 サイトコアはログを自由に加工でき、オリジナルの分析、拡張ができる部分が圧倒的なメリット。 Marketo、Pardotではできないレベルの解析が可能。
セグメント分析、スコアリング アクセス解析系 GoogleAnalytics360
MA系 Marketo、Pardot
CDP/DMP系 Treasure Data、Tealium、Lytics
サイトコアであれば、CMSやMAの機能も有しているため、コンテンツのスコアリングや区分などが容易にでき、他のツールとは異なるレベルの実現性を有している。
CDP/DMP データ管理 データ統合、蓄積系 Arm Treasure Data、Tealium、Lytics、インテグラルコア レコメンド系 Rtoaster、CXENSEDMP、アクティブコア、b-dash サイトコア自身でデータ管理が可能、アクセス解析データの取得からパーソナライズ・レコメンドなどを自身で行うため、作業効率が非常に高い。外部ツールとの連携用APIも備えている。
MA MA 高レベルのツールとしては、Marketo、Pardot、Eloqua、Adobe Campaignなどが有名。 国内のツールでも、SATORI、b-dash、 サイトコア自身にMA機能を備えているとともに、パーソナライズ分析、セグメント分析、スコアリングなどと連携させることにより、LPやキャンペーン単位ではなく、マルチサイト全体のMA戦略が容易に構築できる点が大きなメリット。
グロースハック ABテスト Optimizly、Evergage、Adobe Targetがメジャー 他にも、DLPO、Google Optimize、SiTestなどがある。 サイトコアであれば、どちらも可能だが、サイト全体で最適化してくれるなどの全体最適の仕組みが優れている。
多変量テスト
パーソナライズ/レコメンド パーソナライズ・レコメンド Adobe Target、Yusp、Evergage、 国内でもRtoaster、アクティブコア、Karte、DLPO、 他にもEC系なども別にある。 ただし、MAツールと連携しなくても、Siteocoreだけでも、同様の機能があります。
カスタマイズしたレコメンド (他ツールでどこまでカスタマイズアルゴリズムが作れるか微妙だが、サイトコアではよく行われる。) サイトコアは新しいバージョンであれば、AI対応している。
AIパーソナライズ (他ツールも取り組み始めているものの機械学習のレベルに大きな差がある。)

Sitecoreマーケティング機能の紹介

区分 機能名 概要 対応要件
アナリティクス エクスペリエンス アナリティクス サイト訪問に関する統計をもとにレポートを表示する機能、アクセス解析 アクセス管理機能
販促履歴情報
エクスペリエンス プロファイル 訪問者に関するプロファイル分析用ツール アクセス管理機能
Path アナライザー サイトの参照の傾向に関しての統計データのレポート
リスト管理 リストマネージャー マーケティングデータベースに含まれているユーザーをグループで管理 セグメンテーション機能
マーケティング管理パネル A/B テスト、多変量テスト Web サイト上で実施するテストに関してのシナリオ設定
プロファイル管理 ページのプロファイル(スコア)の管理 スコアリング機能
パーソナライズ ユーザーのプロファイルに合わせてコンテンツの表示に関しての切り替え
エンゲージメントプラン Web に限らず電子メールも含めたマーケティング設計、自動化ツール(マーケティングオートメーション的な利用が可能)
ソーシャル連携 Sitecore Social Connect Facebook、Twitter、Linkedin 連携モジュール
サイト間連携 Federated Experience Manager Sitecore 以外で管理しているサイトとの連携ツール
電子メール Email Experience Manager 電子メール配信、編集ツール メール管理、配信結果管理

パーソナライズ・レコメンド

MA

マーケティングオートメーション

例えば、こんなことが可能です。
サイトコアでは自由にキャンペーンを作成し、マーケティングオートメーションの設定が可能です。

 

 

personalize

パーソナライズ

パーソナライズとは、顧客全員に同じサービスやコンテンツを提供するのではなく、一人一人の属性や購買、行動履歴に基づいて最適な情報を提供するマーケティングの方法です。 ウェブサイトや電子メールにおいて、全てのユーザーに同一のサービスやコンテンツを提供するのではなく、ユーザーの特徴や行動から属性を識別し、サービスやコンテンツを変化させていきます。

最近では、NetflixやAmazonをはじめとしたWEBコンテンツのパーソナライズが有名ではないでしょうか。 ユーザーの性別、年齢、趣味、職業などの登録状況から、登録状況に合ったサービスやコンテンツを提供したり、ユーザーの購入履歴、閲覧履歴から、関連性の高いコンテンツや商品を提供するといったサービスや機能もあります。

ユーザーが望む情報を優先的に提供することができ、ユーザビリティを高めるだけでなく購買意欲を同時に高め、販売促進につなげることができます。 テレビや雑誌での一方通行的なマスマーケティングが主流だった時代は次第に流れを変え、 個人の需要に対して、適切な情報の提供を行えるパーソナライズが主流となってきました。 インタラクティブな情報の普及によって、「今」自分が求めているもの、それに関連した様々な情報を享受することを実現しています。

デジタルマーケティングに優れたCMSであるSitecoreなら、もちろんパーソナライズまで実装が可能です。 実際に、KOA株式会社様サイトにてLYZONで制作したパーソナライズ機能を下記キャプチャでお見せしていきたいと思います。

サイトコアでは自由にキャンペーンを作成し、マーケティングオートメーションの設定が可能です。

 

Analysis

“Google Analytics”と”Sitecore Analytics”の使い分け

Google Analytics

マス分析
大局/全体傾向を知る

Google Analytics

ダッシュボード
サイト全体のPVや新規/リピート率、デバイス、地域ごとにアクセス

100万円+開発費用

個別のアクセスログを取得するには、Google365の登録が必要で月額100万円の費用がかかります。さらに取得したログの解析には開発費用がかかる想定になります。

Sitecore Analytics

セグメント/パーソナライズ分析
“個”/属性ごとの傾向を知る

Sitecore Analytics01

エクスペリエンスプロファイル
訪問者ごとにサイト内の行動履歴を分析

Sitecore Analytics02

Pathアナライザー
サイト内のパスの有効性を分析

開発費用のみ

Google Analyticsに対し、Sitecore Analyticsはログが既に解析されたものが抽出できるため、開発費用のみで分析や活用が可能です。

Engagement Value Point

エンゲージメントバリューポイント

01ゴールの作成

「お問い合わせ」や「資料請求」などの特定の行動をサイトコアではゴールアクションといい、Web サイトと、オンラインおよびオフラインのマーケティング キャンペーンの成否を測定するために作成します。
訪問者が Web サイトで行うアクティビティに対し、ゴールを作成できます。 たとえば、他にも次のようなゴールがあります。

  • カタログのダウンロード
  • Email ニュースレターの登録
  • 特定のページの訪問
  • オンライン デモのサインアップ

ゴールを作成すると、それぞれのゴールに対するコンバージョン率、つまり、特定のゴールを達成した訪問者の割合を測定できます。Web サイトのパフォーマンス レポートに、ゴールとコンバージョン率が表示されます。

02ゴールの設定

ゴールを作成するときは、そのゴールにいくつかのエンゲージメント バリュー ポイントを割り当てることができます。割り当てるエンゲージメント バリュー ポイントの数は、各ゴールに属する値を反映する必要があります。

ゴールごとにプロファイル カードとプロファイル値を割り当てることもできます。訪問者がゴールを達成するたびに、これらのプロファイル値とエンゲージメント バリュー ポイントがプロファイルに割り当てられます。

これにより、訪問ごとのエンゲージメント バリューに加えて、訪問者ごとの蓄積されたエンゲージメント バリューも測定できます。 このように、ユーザーの顧客レベルをポイント化し、ポイントに応じたパーソナライズを行います

03ポイントに応じたパーソナライズの実施

ポイントによって顧客レベルを把握できた後は、レベルに合ったマーケティングを行うことがコンバージョン達成のためには大変重要になってきます。

【具体的な利用シーン】
  • 会員登録後、1週間ログインがないユーザーに対して来訪を促すメールを送信する
  • 検討レベルが一定以上に達した場合に個社へ誘導するメールを送信する

AB Test

コンテンツテスト(A/Bテスト)

サイトの一部やページそのものを複数パターン用意し、どちらがより効果を得られたかを検証するテストです。 動的CMSのSitecoreでは、テストで表示を切り替えるパーツをアイテムとして保管します。 パーツを動的に組み合わせてhtmlページを生成するため、ページ全体を修正する必要がなく運用負担が軽くなります。

【具体的な利用シーン】
前提:フォームをページ内に配置する

A:上部に分厚いグローバルナビが配置されていることと、右カラムに縦長くフォームが配置されている
B:分厚いナビや見出しを削除しフォームが高い位置に収まっている

結果:BでCVR336% →フォームをページ内に配置する際には、しっかりとファーストビューに収めるとCVRが向上する可能性がある。

 

Experience Optimizer

エクスペリエンスオプティマイザー

サイト内行動の分析結果がグラフやパスで閲覧可。視覚的に分析結果を確認できる。CVに対する効果測定が可能。またABテストでは、CVの重要度×ABテスト

Federated Experience Manager

Federated Experience Manager

外部サイトにスクリプトを埋め込むことでページ閲覧数やコンバージョン数などをトラッキングすることができるドメインが違う場合も統合サイトにログインしている状態であればユーザーの行動履歴として記録される

【具体的な利用シーン】
  • 個社サイトの資料請求やイベント申込数などのコンバージョンをSitecoreのレポート機能で確認する

Federated Experience Manager01

Federated Experience Manager02

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