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LYZON編集部

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【簡易フォーム付】SitecoreCMS構築の料金・価格を解説

Sitecoreの導入実績トップレベルのLYZONが、SitecoreCMS構築の価格についてお話します。

Sitecore(サイトコア)は、大規模向けのWebサイトに優れたCMSですが、どのくらいの予算規模で構築できるのか情報があまり出回っていません。
本記事では、国内トップクラスのSitecore構築実績数を誇る株式会社LYZONがWebサイト構築・移行を検討している企業のWeb担当者の方向けにSitecore CMS構築の費用感と、その内訳について解説します。
結論から申し上げますと、Sitecore CMS構築費用の詳細は、ベンダーに見積もりを取らなければ分かりません。なぜなら、Sitecore構築はベンダーがサイトコア社に都度見積もり依頼をかけなければならないためです。
とはいえ、概算でも把握したい方向けに60クライアント/90サイト以上のSitecore構築実績をもとに、おおよその費用感を知れる概算フォームを作成しました。ページの最後に構築の概算フォームがありますので、この記事を読み構築費用の内訳を認識したうえで費用感をつかむのにお役立ていただけますと幸いです。

1.  Sitecore導入費用について

Sitecore構築にかかる費用は、主に「Sitecoreライセンス料」と「構築費用」の2つがあります。

Sitecoreは有料のCMSのため構築のためにはライセンス料の購入が必要になります。インフラの構成要素や管理画面へ同時接続するユーザー数によってライセンス費用は変化するため、どんな機能を重視したいかによって価格が大きく変化します。
また、CMS構築費用では、サイトの規模やデザインの制作、コンテンツの開発など様々な見積もり項目があります。そのため、冒頭でも記したようにSitecore CMS構築費用の詳細は、ベンダーに見積もりを取らなければ分からないのです。

次に「Sitecoreライセンス料」と「構築費用」の2つについて内訳を解説します。

2. Sitecoreのライセンス費用について

Sirecoreのライセンスは2種類のソリューションに大別されます。
1つ目はコンテンツ管理機能で、2つ目はマーケティング機能です。それぞれどの機能を必要とするかで価格帯が大きく変化します。

1.Experience Management (XM)

コンテンツ管理機能です。世界最大規模で信頼されているWebコンテンツ管理システムです。

2.Experience Platform (XP)

マーケティング機能です。顧客データ、アナリティクス、MA機能を組み合わせて、パーソナライズされたコンテンツをリアルタイムに演出します。

支払いに方法について

Sitecoreのライセンス費用は、サブスクリプション形式で1年ごとの更新となります。
この費用は、年間にサイトへ訪れる訪問数や、構築する環境数によって変動します。また、CMSに同時アクセスするユーザ数や基本構成、追加のオプション等、お客様に応じた費用が年間に発生します。

3. Sitecoreの構築費用について

つづいて、構築費用の変化量の大きい4つのポイントをご紹介します。
上から順に費用の変動が大きくなります。

1.スコープの違い

コンサルティング・戦略策定から支援するか、SitecoreのCMS設計・開発だけを支援するかで、大きく変わります。

2.機能開発の違い

CMSの基本機能以外の機能開発(外部システムとの連携開発、CMS管理機能の追加・カスタマイズ、Web画面上の検索機能、等)の有無で、大きく変わります。

3.ボリュームの違い

100ページのサイトと10,000ページのサイトでは、コンテンツの入れ込み作業やテスト作業等で、大きく変わります。

4.CMSテンプレートの難度の違い

構築するサイトの性質により、必要なテンプレートの数や開発難易度が違うため、それにより費用も大きく変わります(高機能なコーポレートサイトは高額になる傾向があり、機能の少ないオウンドメディアサイトは費用を抑えられる、等)。

基本的にWebサイトの構築費用は上記のような項目となっております。 まとめとして、次に必須の内訳をご紹介します。

4. Sitecore導入費用の内訳

LYZONのスコープについて

プロジェクトマネジメント

プロジェクト全体の進捗管理や成果物の管理などを行います。

Sitecoreライセンス

Sitecoreは有償のCMSの為、構築のためにはライセンスの購入が必要になります。
ライセンスの価格は、インフラの構成要素や管理画面へ同時接続するユーザー数によって変化致します。
LYZONではお客様のご要望に合わせて、最適なライセンス価格を選定いたします。

インフラ構築

1)インフラ設計 2)インフラ調達構築

インフラは、お客様のご状況に合わせて費用をお見積りいたします。
新規に構築する場合、Sitecoreの構築に必要な環境をLYZONで設計し、構築することができます。
※LYZONでは、Amazon Web ServiceやMicrosoft Azureなどのクラウドサービスでの構築を行います。

Webサイト基本構築

1)インフラ設計
2)要件定義 …Web戦略やデジタルマーケティング戦略、および開発するWebサイトの仕様を策定します。
基本的には、期間やサイト規模に応じて御見積が設定されることが多いです。
3)サイト基本設計/サイト構成
4)サイト詳細設計/ワイヤーフレーム作成
5)Sitecore画面設計/基本設計
6)Sitecore詳細設計
…サイトマップやワイヤーフレーム(レイアウトを定める設計図)の作成ボリューム、また、Sitecoreで開発する際の情報連携度合いなどの難易度に応じて御見積が設定されます。
7)Sitecore構築/単体テスト
8)デザイン制作/展開
9)ベースコーディング/コーディング調整
…デザインカンプの制作とコーディングを行います。テンプレート数、デバイス数、図表の作成数、デザイン案数や修正回数などで御見積が変動します。
動きのある見せ方を表現するためのフロントエンド開発工数も含まれます。
10)コンテンツ作成・収集
11)コンテンツ移行/移行計画
…新規コンテンツの制作費用、既存コンテンツの載せ替え費用になります。概ねページ数に比例します。
12)最終調整
13)結合テスト/総合テスト/受入テスト
…入れ込みしたコンテンツの確認、Sitecoreテンプレートの挙動テスト、各種モジュールの動作テストなど、テスト範囲と内容に応じて御見積を設定します。
14)教育
…操作手順書や運用マニュアルの内容・ページ数、操作説明会の開催回数などに応じて御見積を設定します。
  

Webサイトの基本構築の大まかな見積り項目が上記になります。
LYZONではデザイン、サイトの構築、運用までをすべて自社で行うことができる為、窓口を一社にできるだけでなく、不必要なコストをカットして、包括的なご支援が可能です。

システム連携開発

1)要件定義
2)設計
3)開発
4)テスト・結合
Webサイトの基本構築に加え、CRM/SFA連携や、システムの追加開発など、IT分野の作業も御見積として作成いたします。
LYZONでは、これまでも様々な機能開発やシステムの連携を行ってきた実績がございます。
お客様のご要望に、幅広く対応できるノウハウと技術力を持っていると自負しております。

5. Sitecore導入費用のポイント

ここまで、Sitecore構築の費用にかかる内訳を詳細に解説しました。
大規模CMSであるSitecoreは、コンテンツ管理からマーケティングの統合プラットフォームとして利用できるため、拡張性が高い分、設定する項目や機能も多くなります。
そのため、お見積りはお客さまごとに大きく異なるということがお分かりいただけたかと思います。お客様によっては実際に見積もり提示後に高い印象を持たれる場合もありますが、中長期的な費用対効果を考慮してSitecoreを導入すべきだと判断されるお客様も多くいらっしゃいます。

概算フォームの前に、サイト構築費用の見積もりが適切かどうかを判断するために押さえておくべきポイントを紹介します。

①リスクに対応するための「コンティンジェンシー費用」は適切か?

大型のプロジェクトには、必ずリスクを想定したコンテンジェンシー予備やマネジメント予備の費用が積まれています。大手のベンダーに依頼する理由の1つとして、失敗の許されないプロジェクトを最後まで遂行してもらうための保険のようなコストを積むことが一般的です。

日本のプロジェクト管理ではコンテンジェンシー予備やマネジメント予備の明細は表に出ることはあまりありませんが、大型のプロジェクトには欠かせない物です。
これ自体はPMBOKなどにもあるように、必須なコストです。しかし、その規模や金額が適切なのか、有事にしっかりと役割を果たしてくれるのかを依頼する側は見極めなければいけません。

また、どれだけ同規模の同種のプロジェクトを多く経験しているかでこのコンテンジェンシー予備やマネジメント予備の費用は大きく変動します。LYZONでは実績が多く、マネジメント予備やコンテンジェンシー予備の費用を最小化することができます。

②関係先企業とスムーズに連携できるだけの知識・経験があるベンダーか?

プロジェクトの規模が大きくなると、1社だけですべてを遂行することが難しくなります。 実際にSitecoreのプロジェクトは規模が大きく、弊社もSIerと組んで遂行するプロジェクトが多いです。

連携してプロジェクトを進めること自体は全く問題がありませんが、やはり、本体とパートナー会社(下請け会社)でどれだけ連携がうまくできているかは重要なポイントになります。連携のためにかかるコミュニケーションコストや連携ミスが発生した場合のリスクは非常に大きくそれ自体がコストに反映されるからです。

1.連携実績は豊富にあるのか?なくともその会社が連携に慣れている会社か?
2.マネジメントする側にSitecoreの知識が十分にあるか?
3.責任範囲をどのようにコントロールしているか?

③見積もりの前提となる開発レベルは本当に同じか?

CMS構築はサイトを構築するという観点では最終成果物はWEBサイトですが、それを実現する上でのCMSの構造ではピンからキリまでの差があります。

テンプレートの構築でもHTMLでそのまま記述するいわゆる「べた張り」方式と、フィールドを細かく分ける方式で実際の工数は10倍以上の差が出ます。ただ、依頼時にお客様側でその違いを見極めることが難しく、ご提案時にもそこが評価ポイントにならないことが多いです。

実はこの方式の違いこそがその後の運用効率化やDXの促進につながる重要なポイントなのですが、構築前の段階では重要度が認識されづらい場合も多く、論点になりにくいです。
高いコストをとっても左側の方式で見積もっているケースがあります。そのため、出てきた成果を見た時に、「こんなものか」となってしまうことが多々あります。

難しいのが、ケースによっては部分的に「べた張り」方式もよい場合もあるので、設計ミスであると指摘はしにくい点です。「予算とスケジュールの関係」となりますが、間違いなく最初から弊社に依頼していただければ、その「予算とスケジュールの関係」の問題にすることなく質の良いサイトを構築することが可能です。

6. まとめ

Sitecoreでのサイト構築費用について、見積の内訳や判断のポイントをご紹介してきました。

簡単にまとめますと、Sitecore構築にかかる費用は、主に「Sitecoreライセンス料」と「構築費用」の2つがあり、いずれも、お客様のご要望や会社規模によって必要な機能やサイトの構成は千差万別のため、ベンダーに都度見積もりを行う必要があります。
また、高機能CMSであるが故に高めの費用になってしまう傾向があるため、見積もり段階から構築に必要な知識を押さえておく必要があります。
SitecoreゴールドパートナーであるLYZONは、国内トップクラスの構築実績数(60クライアント/90サイト以上)があるため、お客様に最適なWeb構築のプランを丁寧にご提案させていただきます。

以下のSitecore CMS構築の概算フォームから簡単に初期費用を算出できるため、まずは、概算フォームをご活用ください。



※エントリーの内容・画像等は、公開時点での情報に基づきます。
※Sitecoreのバージョンによって実装されている機能が異なります。

7.  概算フォーム

Sitecore 費用お見積りフォーム

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