Lyzon Sitecore promortion Site
COLUMN コラム
構築
LYZON編集部
Web体験の個別化やスピード重視の開発が求められる中で、従来型のCMSから「ヘッドレスCMS」への関心が高まっています。 その中でも、エンタープライズ向けCMSとして多くの実績を誇るSitecoreは、「ヘッド付き(従来型)」と「ヘッドレス対応(XM Cloudなど)」の両方を提供している数少ないプラットフォームです。 本記事では、従来型Sitecoreとヘッドレス型Sitecore XM Cloudの違いを中心に、機能や構築方法、活用メリットを分かりやすく解説していきます。
従来型のSitecoreでは、コンテンツ管理と表示ロジックの両方をSitecore内で制御する必要がありましたが、XM Cloudでは、表示部分は完全に外部に切り出され、コンテンツはAPIを通じて提供されます。
XM Cloudは、管理画面(バックエンド)と表示部分(フロントエンド)を完全に分離しています。Jamstackベースの開発がしやすく、ReactやNext.jsなどのモダンな技術と親和性が高いです。 また、SitecorePagesという新UIを使えば、ノーコードに近い操作でページ編集も可能。エンジニアだけでなく、マーケターや担当者にも扱いやすい仕組みが整っています。
XM Cloudは、SitecoreのCDP(顧客データプラットフォーム)やPersonalize(パーソナライズ配信)とシームレスに連携可能。これにより、ヘッドレスでありながら「誰に、何を、いつ届けるか」をコントロールできます。 これは従来型にはない大きな強みであり、「マーケティングと技術を両立できるCMS」といえるでしょう。
XM CloudはSaaS型で提供されるため、インフラ構築やアップグレードの手間が不要。新機能の適用も自動で、常に最新の状態を保てます。 また、Jamstack構成により、フロントエンドは高速かつセキュアな配信が可能。大規模なアクセスにも耐えられる構成が簡単に実現できます。
もちろん、従来型のSitecoreにも依然として価値があります。特に以下のような場合に適しています。
こうしたケースでは、フルコントロールできる従来型構成が安心です。ただし、その分インフラ管理やバージョンアップ対応などの負荷も発生します。
LYZONでも、従来型のSitecore構築・保守に加え、XM Cloudによる最新のヘッドレスCMS構築を支援しています。フロントエンド技術と統合したトータル提案が可能です。
従来のSitecoreは、豊富な機能とカスタマイズ性が魅力でしたが、近年はより柔軟で高速な開発スタイルを実現するヘッドレスCMSへと進化を遂げています。 自社の開発体制や今後のWeb戦略に合わせて、「フロントと管理機能が一体となった従来型」か「柔軟な構築が可能なヘッドレス型」かを選べるのはSitecoreの大きな魅力です。 Sitecoreの導入や移行をご検討中の方は、ぜひLYZONにご相談ください。
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