COLUMN コラム

2020年4月28日構築

市島

Sitecore Content Hub 入門 ~5つの要素を解説!~

Sitecore Content Hubは、Sitecore社が2018年にStylelabs(スタイルラブス)社を買収し生まれました。
4つの製品から組み合わされたSitecore Experience Cloudの中の一製品になり、日本でも2019年5月より提供を開始しています。
※Sitecore 9.2以上でご利用いただくことができSaaSとして提供しています
では、デジタルマーケティングが抱える課題の中で、Sitecore Content Hubは何を解決してくれるのでしょうか。各コンポーネントの解説と併せて紹介していきます。

Sitecore Content Hub 入門 ~5つの要素を解説!~

01.
デジタルマーケティングを取り巻く
背景とソリューション

デジタルマーケティング戦略の一環として、サイトのパーソナライズは大きな要です。他にもランキングやレコメンドの導入を検討している企業も多いのではないでしょうか。
そういったデジタルマーケティング戦略では自ずと大量のコンテンツが必要とされ、多くの担当者がコンテンツ作成の負荷、予算に追われています。

その一方でコンテンツ制作に関わるツールの問題はどうでしょうか。
KPIや予算などのプロジェクト管理はMicrosoft Office、スケジュール・タスク管理はBacklogやJIRAの専用ツール、共有ツールはSharePointやDropbox、コンテンツ制作はAdobe Creative Cloud、効果計測はGoogle Analytics、承認ワークフローは電子メールやチャットなど・・・担当者はひとつの施策に対し様々なツールを駆使し効率的とは言い難い現状です。

Sitecore Content Hubではこれらの分散するコンテンツ制作ツールをひとつのプラットフォームへ集約し、マーケティング担当者の作業を合理化、効率化することができます。

02.
Sitecore Content Hubの
5つのコンポーネント

Sitecore Content Hubは、5つのコンポーネントから構成されます。

Sitecore DAM
(デジタルアセット管理)
Sitecore MRM
(マーケティングリソースマネージャー)
Sitecore CMP
(コンテンツ マーケティングプラットフォーム)
Sitecore PCM
(製品コンテンツ管理)
Sitecore W2P
(Web-to-print)
保存、管理、配信などのデジタルアセットの管理 予算、すべてのマーケティングプロジェクトのフェーズを管理 コンテンツ戦略の策定、計画、制作や配信 EC/Webやアプリで利用するすべての製品情報に関する管理 ユーザーにセルフサービスの制作物の自動製作プロセスを提供

Sitecore DAM(デジタルアセット管理)

画像や動画をはじめとするデジタル資産を管理できるソリューションです。デジタル資産はタグ付けで分類し、管理・検索することにより時間やコストを大幅に削減します。
すべての作業はドラッグ&ドロップで直感的に操作でき、しかもブラウザ上でプレビューできます。

Sitecore MRM(マーケティングリソースマネージャー)

Sitecore MRMの導入で、プロジェクト管理がより簡単に進められます。タスク、アサイン、予算、WBSを使ったスケジュール進捗など、すべてのプロセスの可視化を実現しました。
一連の作業はContent Hub DAMと連携しており、デジタル資産を有効活用していく取り組みにも有効です。

Sitecore CMP(コンテンツ マーケティングプラットフォーム)

コンテンツマーケティングに必要なワークフローの実装やコンテンツ連携の自動化を行い、作業の効率化を図ります。
戦略やキャンペーンを進めていくうえで起こる、組織ごとに異なる制作プロセス、担当者、KPIといった問題をSitecore CMPで可視化。今までExcelや電子メールなど複数のツールを使い進めていたワークフローをSitecore CMPでまとめて管理することにより、プロジェクトのボトルネックを簡単に特定して解決します。また、共同作業機能を使いチームで開発を進められるのもメリットです。

Sitecore PCM(製品コンテンツ管理)

Sitecore PCMはSitecore DAMを契約すると使える機能です。
Sitecore PCMで製品情報を管理することで、より複雑なデータ構造となる製品情報管理(PIM)が可能です。また、データの活用、アセットとの連携をすることにより、製品情報を組織間で共有することができます。
例えば、製品情報をSitecore PCMへ追加しそのままCMSの商品ページで使用するなど、データを無駄に複製することなくシームレスに活用できます。

Sitecore W2P(Web-to-print)

Web-to-printの名前の通り、デジタル資産を使いPDFや印刷物を作成し、紙媒体までをサポート。
Sitecore W2PはSitecore DAMと連携して使用し、印刷物としてのカタログ作成や管理をしていきます。カタログの中に使われてる画像や注釈もあわせて管理できるので、ひとつのアセットからWebと印刷物両方へ展開することが可能です。

03.
まとめ

Sitecore Content Hubの5つのコンポーネントを組み合わせることで、全てのコンテンツを一元管理することが分かりました。
また、Sitecore Content HubとSitecore Experience Platformとの連携で、効率的なコンテンツ制作からサイト公開、効果計測までを完結できます。Sitecore Content Hubは、デジタルマーケティングにおいてより強固な顧客体験を演出できるよう、マーケティング担当者を支援してくれるソリューションです。

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