【解説動画あり】Sitecore（サイトコア）でLPを作る5つの方法

動画で解説！SitecoreでLPを作る5つの方法

ではSitecore（サイトコア）でLPを制作する場合、どのように構築すればいいでしょうか？
ここではLPそのものの制作方法ではなく、Sitecore CMS上でLPを構築する方法をいくつか確認していきたいと思います。

01.
header/footerなし・ブランクテンプレート

HTMLがまったく記載されていないブランクのテンプレートを作成する方法で、LP専用テンプレートを作成する際にLYZONでは一番多く利用されています。 本サイトと干渉が起きないため、自由なLP制作が可能です。
また、ブランクテンプレートは構築工数も低いため金額的なメリットも見込めます。

02.
header/footerあり・Rich Textエリア活用

「01.header/footerなし・ブランクテンプレート」と似ていますが、サイト共通のheader/footerを上下に持ちつつメインコンテンツ部分をLPとして活用するスタイルです。他ページへの遷移やサイト全体のCVへも促したい場合にとられることが多い方法になります。
テンプレートとしては、header/footerとあわせてメインコンテンツ部分をまるごとRich Textエリアとして構築します。その際、サイト共通のCSSファイルを流用しRich Textエリア部分は別CSSファイルを持つ方法もありますが、CSS同士が干渉する場合もあるためテンプレート独自のCSSファイルを持たせることがおすすめです。そうしておけば、Rich Textエリアに流し込むLP部分だけ他社に制作依頼する際にCSSの設計手法や規約など事前共有する必要がなくなります。

03.
フレキシブルボディの組み合わせテンプレート【LYZON独自開発】

フレキシブルボディ（Flexible Body）とは、LYZONで独自開発したテンプレートパーツセットです。
決まったパターンのデザイン、フォーマットを多数用意しそれを組み合わせることで、HTMLがわからない人でもデザインされたページを簡単に作成することができる仕組みになります。
決まったパターンのLPを量産・運用していくならフレキシブルボディを使ってLP専用パーツセットを作成し運用費用を抑えるといった方法もあります。デザインやレイアウトは自由に構築できるので、LPならではの目を引くビジュアルをデザインし誰でも簡単に運用できる仕組みづくりができます。
フレキシブルボディについては「Sitecore（サイトコア）導入で運用コストを抑える5つの仕組み」でも解説しています。

04.
SXA（Sitecore Experience Accelerator）で直感的LP制作

SXA（Sitecore Experience Accelerator）は、Sitecore環境にあらかじめセットされたテンプレート形式のUXレイアウトとコンポーネント集となります。 見たまま編集で直観的に作業ができるという大きなメリットがある反面、サイトそのものがSXAとして構築されていなければいけないという大前提もあります。
またサイト構築のためのコンポーネントが主となりますので、LPらしいレイアウトやデザインが必要な場合は別途開発が必要となります。

05.
別サイトへのリンク

一番簡単で単純な方法です。
Sitecore CMS上ではなく、別サイトとしてLPを公開しそこへリンクさせます。
CMSごとSitecoreに乗せ換えるサイトリニューアル時など、既存LPはそのままにし、乗せ換えコンテンツから対象外にすることで工数を削減することがあります。

06.
まとめ

SitecoreでLPを構築する方法はひとつではなく、いくつかパターンがあることが分かりました。
LPの運用方法や予算、納期、リソースにあわせて使い分け、または組み合わせていきましょう。

※エントリーの内容・画像等は、公開時点での情報に基づきます。
※Sitecoreのバージョンによって実装されている機能が異なります。