SITECORE MANIA 開発者向け技術ブログ

SXA

キム・ヒョドン

キム・ヒョドン

SXAでサイト構築#03_テンプレート作成

環境

  • Sitecore 9.0.2 rev. 180604
  • Sitecore Experience Accelerator 1.7.1 rev. 180604 for 9.0

テンプレート作成

今回はテンプレートについて勉強しましょう。

用語集

テンプレート
Sitecore ユーザーは、データ テンプレート、ブランチ テンプレートおよびコマンド テンプレートの 3 つのテンプレート タイプのいずれかを使用してアイテムを作成します。データ テンプレートは、アイテムを構築するときのフレームワークとなります。データ テンプレートを使用すると、データの入力方法を制御するフィールドを定義し、他のテンプレートから継承して再利用することができます。
フィールド
システムに入力されるデータを制御する領域です。フィールドをセクションにグループ化すると、システムに入力されるデータの量と型を編成して制御することができます。フィールドは、フィールド タイプ別に編成されます。
フィールド タイプ
– データを入力する、またはフィールドで選択するための各種の方法です。システムにデータを入力する方法はさまざまで、フィールドで入力または選択できるデータ型を制御するのがフィールド タイプです。
データはシステム全体で検証されます。検証の種類、および各検証がデータ定義構造の妥当性と正当性を管理するために、システムのデータ定義領域の全体を網羅している点についても説明します。
スタンダード バリューを使用すると、新しく作成したアイテムにデフォルト データを自動的に挿入することができます。スタンダード バリューは、既存のアイテムの NULL フィールドに自動的に投入される、または新しく作成したアイテムにデータを指定するデフォルト値です。
ブランチ テンプレート
アイテムを 1 つずつではなく、複数のアイテムを一度に作成することができます。
コマンド テンプレート
事前定義された構造ではなく、ロジックに従ってアイテムを挿入することができます。
スタンダードバリュー
データ テンプレートのスタンダード バリューアイテムが、そのデータ テンプレートで定義されているフィールドのデフォルト値になります。
参考資料
sitecore データ定義リファレンス

ベーステンプレート作成

sitecore > テンプレート > プロジェクト > SitecoreBlogSXAを右クリックし、テンプレートフォルダーを作成してください。

そのフォルダーの中に「新しテンプレート」を挿入して、「コンテンツアイテム名」を「BaseTemplate」にして「次へ」を押します。

「地域」を確認してそのまま「次へ」を押します。

※ベーステンプレートに指定したテンプレートはベーステンプレートがベースになります。

テンプレート作成

「Category」「List Page」「Detail Page」、それぞれのテンプレートを作成しましょう

アイコン変更

それぞれのテンプレートを直感的にわかりやすいようにアイコンを変更してみましょう。

「設定」タブを押し、「アイコン」を選択してアイコンを選択してください。

テンプレートフィールド追加

それぞれのテンプレートに必要なフィールドを追加してみましょう。

テンプレートを選択して、「テンプレートビルダー」タブの中で下の画像のように入力してください。(フィールド名は適当でいいです。)

※「タイプ」はいろんなタイプがあるので、適切なタイプを選んで使ってください。

スタンダードバリュー作成

それぞれのテンプレートに「スタンダードバリュー」を生成してください。

テンプレートを選択して「ビルダーオプション」タブをクリックし、「スタンダードバリュー」をクリックしたら生成されます。

テンプレート変更

デフォルトのアイテムは「ページ」テンプレートになっているので、今回作成したテンプレートに変更しましょう。

変更したいアイテムを選択して「設定」タブクリック、「変更」をクリックして、テンプレート > プロジェクト > 今回作ったテンプレートを選択してください。

追加したフィールドが生成できていることが確認できます。

スタンダードバリュー

テンプレートのフィールド値を固定する

スタンダードバリューのフィールドに入力した値は、そのテンプレートのフィールドに固定されます。

例えば、テンプレートのbody idやclassなどをスタンダードバリューに入れて使ったりします。

挿入オプション追加

テンプレートのスタンダードバリューで「挿入オプション」>「挿入オプション (__Masters)」の「編集する」をクリックします。下層アイテムにしたいアイテムを「選択済み」に移動し、「OK」をクリックしましょう。

上記の設定が終わりましたら、アイテムを右クリックして、「挿入」で挿入オプションが追加されているか確認してみましょう。


最後に

今回は軽くテンプレートついて勉強しました。 次回はページデザインとパーシャルデザインについて勉強する予定です。

今回も作成フローを動画でもまとめましたので、ぜひご覧ください。

参考動画



※エントリーの内容・画像等は、公開時点での情報に基づきます。
※Sitecoreのバージョンによって実装されている機能が異なります。

この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでます

Sitecore導入に関するご相談・資料ダウンロード

導入をご検討・ご依頼の方や、サービスについてご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

Sitecoreの運用問題を解決する

既にSitecoreを導入しているお客様向けサービス