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パフォーマンス・チューニング

鈴木

鈴木

ReportingDatabaseの負荷が高くなってしまう際の対応

概要

デフォルトの機能でsitecore_suggested_test_index のインデックス再構築がsuggest/sitecore/system/Tasks/Schedules/Content Testing/Rebuild Suggested Tests Indexアイテムのスケジュールフィールドで設定された時間間隔で実行される場合に、ReportingDatabaseへの負荷が高くなりDTU使用率が100%に張り付く現象が発生したので、DatabaseのDTUの設定値を変更するか検討した際にSitecore側で対応できないか調査した結果、今回の対応で解決しました。

今回使用したバージョンは下記です。

Sitecore: 10.2

設定

Reportingデータプロバイダーのキャッシュを有効化することでReportingDatabaseへの負荷を抑えることができます。

パッチファイルを作成し、sitecore/reporting/dataProviderのcacheEnabledの値をtrueに設定します。(デフォルトではfalse)


  
    
      
      
    
  

     

suggest/sitecore/system/Tasks/Schedules/Content Testing/Rebuild Suggested Tests Indexアイテム

 



※エントリーの内容・画像等は、公開時点での情報に基づきます。
※Sitecoreのバージョンによって実装されている機能が異なります。

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