SERVICE サービス

SitecoreのバージョンアップならLYZONにお任せください

LYZONは多くの企業のSitecoreバージョンアップを成功させた実績があります。
その実績とノウハウをもとに貴社のお悩みを解決します。

なぜSitecoreはバージョンアップできるのか?

CMSの構築は「疎結合な構築」と「密結合な構築」の2つに分けられます。
この2つの大きな違いは、機能を簡単に分けられるか(=疎結合)、分けられないか(=密結合)という点です。
一般的なCMSは密結合での構築となることが多いため、機能同士の結びつきが強く、CMS単体でのバージョンアップが難しくなることがあります。
Sitecoreは追加開発・連携開発を疎結合で行えるため、ライセンスのバージョンアップ時に追加開発部分を改修する必要がなく、スムーズなバージョンアップが可能です。

なぜバージョンアップが必要なのか?

古いバージョンのままだと、Sitecore社が提供するサポート(サポートは3種類)を受けることができなくなります。
また、バージョンアップで追加された便利な機能や、セキュリティーの更新ファイルも利用できません。
これはせっかくの「Sitecoreの強み」を活かしきれていない状態なので、利用しているSitecoreのバージョンはしっかりと確認し、サポートの期限が切れないよう注意しましょう。

バージョンアップで何が変わるのか?

Ver.10.4以降へのバージョンアップの場合

  1. Version10.X以降でアップグレードされた、多くの便利な機能が利用可能になり、運用・開発の効率が上がります。
  2. 「Codeless Schema Extensions module」の追加により、コード開発なしでカスタムのユーザー属性を拡張でき、フォーム経由でユーザーの拡張データを保存できるようになります。
    また、近日公開予定の「XP Analytics Extractor」によりxDB に溜まったアクセスデータを CSV や SQL データベースに出力でき、任意の BI ツール等での分析レポート作成が可能になります。
  3. コンテンツエディタにアクセシビリティ機能が追加されました。キーボードや補助デバイスによる柔軟な操作、スクリーンリーダー機能の搭載で、幅広いコンテンツ作成者による管理が可能になります。

Sitecoreにはバージョンサポートの期限があります

お使いのバージョンの期限は大丈夫でしょうか。

Product 初期リリース年 メインストリームサポート終了日 延長サポートフェーズサポート終了日 維持サポートフェーズサポート終了日
Sitecore 10.4 2024 31-Dec-2027 31-Dec-2030 31-Dec-2032
Sitecore 10.3 2022 31-Dec-2025 31-Dec-2028 31-Dec-2030
Sitecore 10.2 2021 31-Dec-2024 31-Dec-2027 31-Dec-2029
Sitecore 10.1 2021 31-Dec-2023 31-Dec-2026 31-Dec-2028
Sitecore 10.0 2020 31-Dec-2023 31-Dec-2026 31-Dec-2028
Sitecore 9.3 2019 31-Dec-2022 31-Dec-2025 31-Dec-2027
Sitecore 9.2 2019 31-Dec-2022 31-Dec-2025 31-Dec-2027
Sitecore 9.1 2018 31-Dec-2021 31-Dec-2024 31-Dec-2026
Sitecore 9.0 2017 31-Dec-2020 31-Dec-2023 31-Dec-2025
Sitecore 8.2 2016 31-Dec-2019 31-Dec-2022 31-Dec-2024
Sitecore 8.1 2015 31-Dec-2018 31-Dec-2022 31-Dec-2023
Sitecore 8.0 2015 31-Dec-2018 31-Dec-2022 31-Dec-2023
Sitecore 7.5 2014 31-Dec-2017 31-Dec-2020 31-Dec-2022
Sitecore 7.2 2014 31-Dec-2017 31-Dec-2020 31-Dec-2022
Sitecore 7.1 2013 31-Dec-2016 31-Dec-2019 31-Dec-2021
Sitecore 7.0 2013 31-Dec-2016 31-Dec-2019 31-Dec-2021
Sitecore 6.6 2012 31-Dec-2015 31-Dec-2018 31-Dec-2020
Sitecore 6.5 2011 30-Jun-2015 31-Dec-2017 31-Dec-2020
Sitecore 6.4 2010 30-Jun-2015 31-Dec-2016 31-Dec-2020
Sitecore 6.3 2010 30-Jun-2015 31-Dec-2016 31-Dec-2020
Sitecore 6.2 2009 30-Jun-2015 31-Dec-2015 31-Dec-2020
Sitecore 6.1 2009 30-Jun-2015 31-Dec-2015 31-Dec-2020
Sitecore 6.0 2008 30-Jun-2015 30-Jun-2015 31-Dec-2016
Sitecore 5.3 2006 - - 30-Jun-2015
Sitecore 5.2 2006 - - 30-Jun-2015
Sitecore 5.1 2005 - - 30-Jun-2015

Sitecore社が提供するサポートには、3つの形態(フェーズ)があります。

【メインストリームサポートフェーズ】(Mainstream Support Phase)

主にバージョンのリリース後に提供されるサポートで、セキュリティーの更新プログラムの提供や仕様変更といった主要なサポート業務を提供します。サポート期間は3年間です。

【延長サポートフェーズ】(Extended Support Phase)

セキュリティーの更新と修正・本番環境での問題が発生した際の支援・製品のバージョンアップの支援・Sitecoreオンラインドキュメント、ナレッジベース、ディスカッションフォーラムへのアクセスなどをサポートします。サポート期間は6年間です。

【持続的なサポートフェーズ】(Sustaining Support Phase)

本番環境での問題が発生した際のサポート・製品のバージョンアップの支援・Sitecoreオンラインドキュメント、ナレッジベース、ディスカッションフォーラムへのアクセスなどをサポートしますが、本番環境での問題が発生した際のサポートはオプション扱いとなり料金が発生します。サポート期間は8年間です。


Q.Sitecoreのバージョンアップはいつのタイミングで検討すればいいですか?

A.Extended Support Phase【延長サポート】の期限が迫っている時期に、検討されるお客様が多い傾向にあります。セキュリティー面を心配されるお客様が多い印象です。

お使いのバージョンがわからない場合はお気軽にご相談ください。

バージョンアップについてのご相談
お使いのバージョンの確認、バージョンアップに関するご相談はこちら
お問い合わせ
TEL: 03-5803-0587

Sitecoreのバージョンアップの進め方

Sitecoreのバージョンアップの手順を簡単にご説明します。

バージョンアップの手順移行イメージ

01新たに最新バージョンをインストールするサーバー(新環境)を準備します。

02新環境に最新バージョンの環境を構築します。

03新環境に現環境のDBのデータを移行します。

04データの確認・修正を行います。

バージョンアップの手順スケジュールイメージ


Sitecoreのバージョンアップのポイントと注意点

Sitecoreのバージョンアップの成功実績を重ねてきたLYZONだから知っている、バージョンアップのポイントと注意点をご紹介します。

バージョンアップのポイント

バージョンアップは様々な要因で難易度が変わります。

追加開発の有無

お客様が独自で開発した機能の有無によって難易度が変わります。
バージョンアップでは多くの場合、移行先のバージョンに適用させるためのプログラム修正が発生します。

configの管理方法

configなどの管理方法に依存して難易度が変わります。
バージョンアップでは移行バージョンに合わせて、configの修正を行う必要があります。

移行するバージョン

移行するバージョンによって難易度が変化します。
バージョンによっては、.NETやSQLサーバーのバージョンを揃える必要があります。

移行方式

どのような移行方式で移行するかによっても難易度が変わります。
例えば、EMTなどのツールを使用して移行する方法や、アイテムをパッケージ化して移行する方法などがあります。ただし、ツールで移行することが難しい事例も最近は増えています。

バージョンアップの注意点

バージョンアップでは以下のことに注意が必要です。

ツールの落とし穴

一般的には、EMTなどのツールを使用することで簡単にバージョンアップができると認識されています。
しかし、ツールを使用したバージョンアップには問題点も多く、簡単にはいかないことも多いのが実情です。

フォームの変化

バージョンアップを実施することで、利用しているフォームの切り替えが必要になる可能性があります。
WEBフォームからMVC、さらに.NET Coreへと、年々フォームが変化しているためですが、セキュリティーの強化などメリットも多いです。

インフラのスペック

インフラのスペックについては公式で発表しているインフラの推奨スペックでもちゃんと動作しないケースがあるため注意が必要です。
LYZONは多くの実績やSitecore社のサポートとも提携しておりますので最適なスペックのご提案・構築が可能です。

アナリティクスのデータ移行

アナリティクスデータの移行は難易度が高く、移行が難しいケースも増えています。
現在Sitecore8.0以前のバージョンをご利用中で、Sitecore9.0以降へのバージョンアップをご検討中のお客様は注意が必要です。


実績紹介

株式会社ソルパック様
株式会社ソルパック様

Sitecore7.2からSitecore9.2へバージョンアップを行いました。

KOA株式会社様
KOA株式会社様

Sitecore7.2からSitecore9.0へバージョンアップを行いました。


Sitecoreのバージョンアップでお困りでしたら、
まずはLYZONにご相談ください。

まずはLYZONにご相談ください。
「バージョンアップの費用はどのくらい?」、
「今使っているSitecoreはいつまでにバージョンアップすればいい?」、
「移行にはどのくらいの期間が必要?」など
お問い合わせ
TEL: 03-5803-0587

Sitecore導入に関するご相談・資料ダウンロード

導入をご検討・ご依頼の方や、サービスについてご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

Sitecoreの運用問題を解決する

既にSitecoreを導入しているお客様向けサービス