CMS比較のポイントは
"規模"で考える

失敗しないCMS選びは、「規模」と「やりたいこと」から考える。
自社に合ったツールを見極めるために押さえておきたい、CMS検討のポイントとは

CMSごとの違いをまとめた比較資料をぜひご活用ください

資料ダウンロードCMS比較のポイントが分かる!

 

多様化するCMSは規模で考えることが
重要です

多様化する
CMS

CMSはWebサイトに求められるニーズの複雑化に伴い、多様化の時代を迎えています。広く一般的に知られているCMSだけでもこれだけあります。

  • JoomlaJoomla
  • OpentextTeamsiteOpentext
    Teamsite
  • WordPressWordPress
  • MovableTypeMovable
    Type
  • Concrete5Concrete5
  • WebCenterContent(ORACLE)WebCenter
    Content(ORACLE)
  • AdobeAdobe
  • HubSpotContentHubHubSpot
    Content Hub
  • PowerCMSPowerCMS
  • HeartcoreHeartcore
  • NorenNoren
  • ACQUIAACQUIA
  • MicroCMSMicroCMS
  • ALAYAALAYA
  • DrupalDrupal
 

CMSはつの規模に分類されます

自社のWEBサイトの規模や要件に見合ったCMSの導入が重要です

大規模向けCMS

  • SitecoreSitecore
  • AdobeAdobe
  • WebcenterWebcenter
    Content
  • OpentextOpentext
    Teamsite

中規模向けCMS

  • ALAYAALAYA
  • MicroCMSMicroCMS
  • PowercmsPowercms
  • NorenNoren
  • HeartcoreHeartcore
  • kurokokuroko
  • DrupalDrupal

小規模向けCMS

  • Concrete5Concrete5
  • WordPressWordPress
  • JoomlaJoomla
  • Movable TypeMovable
    Type
  • HubSpot Content HubHubSpot
    Content Hub

ノーコード

  • WixWix
  • STUDIOSTUDIO

「規模で考える」とはどういうことか?

規模感、レベル感を理解して、
CMSを絞り込む!

みなさんは、どのようにしてスマートフォンを選びますか?
「ハイスペックモデルだけど、高い」「ロースペックモデルだけど安い」
など大まかなレベル感をベースにその中から、自分に合ったものを選びますよね。

自分のレベル感にあったものから、レビューや機能、販売員のレコメンドと価格を比較して、製品を購入しますよね。

CMSを選ぶ時も同じです!

CMSの大まかな規模感を把握することで、選定ミスを防ぐことができます。
規模感を誤ると、コストが想定以上にかかったり、機能が不足したりするため、
自社に合ったレベル感を見極めることが重要です!

世界的な評価機関から考える

世界的なITソフトウェアの評価機関であるガートナー、そして実際のユーザー評価をもとにしたG2などが、毎年CMSやDXPといったツールを多角的に評価しています。最新の評価状況は以下のとおりです。
※これらのグローバル評価機関のデータをもとに、大規模・中規模・小規模の分類を策定しています。

規模感と話題性から考えるCMSの評価

規模感と話題性で見るG2の評価の図
ITソフト評価機関のガートナーが示す評価の図

ITソフト評価機関のガートナーが示す評価

Webコンテンツ管理の評価はこちら
デジタルエクスペリエンスプラットフォームの
評価はこちら


Gartner(ガートナー)とは?

Gartner(ガートナー)は、ITやデジタル分野の製品・サービスを分析・評価する世界的な評価機関です。
多くの企業がツール選定や導入判断の参考として、これらのレポートを活用しています。
近年のGartnerレポートでは、「CMS」という単独カテゴリでの評価は行われなくなり、「DXP(デジタルエクスペリエンスプラットフォーム)」や「パーソナライゼーションエンジン」など、より包括的な視点で分類・評価が行われています。

世界中のユーザーによる評価G2の図

世界中のユーザーによる評価G2

実際に使用したユーザーのレビューを確認できます
主要製品の評価はこちら


G2とは?

G2は、ITやソフトウェア製品を実ユーザーレビューに基づき評価する世界的プラットフォームです。
企業の意思決定者や担当者が、導入前に使いやすさ・満足度・サポート品質・導入実績などを確認する手段として活用しています。
G2は「Satisfaction(満足度)」と「Market Presence(市場での存在感)」の2軸で製品を分析し、Grid® Reportとして4象限に分類。
機能比較だけでなく、現場視点での使いやすさや評価を可視化し、ガートナーとは異なる実用的な比較が可能です。

規模とコスト

セキュリティ、パフォーマンス、グローバル対応力、マーケティングツールとの連動など、
今後の拡張性を重視するならば拡張性に優れたCMSの採用を検討すべきです。
自社は小規模・中規模・大規模のどれなのかを判断し、CMSを選定しましょう。
外部の評価機関のCMS評価なども参考になります。

CMSの比較の図
小規模は0~百数十万まで、中規模は、0~千数百万まで、六百万~数億まで幅があります。
条件にとよってライセンス価格の幅は非常に大きいため、参考値としてください。

CMS導入に関する資料ダウンロードはこちら

CMS選定や設計、サイトの構築・移行をご検討中の方はぜひご活用ください。

CMSの比較・選定に役立つポイント
をまとめました

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CMS比較ポイント資料

規模別の機能差について考える

性能によって分類されるそれぞれの特徴を見てみましょう。

CMS比較ポイント資料

CMSの比較・選定に役立つポイントをまとめました

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大規模CMSと中規模CMSの違い

他言語対応や複数サイトの管理においては、中規模向けCMSの拡張性に限界が見えてきます。
そこで、大規模向けCMSが持つ9つのメリットをご紹介します。

大規模大規模CMS
中規模中規模CMS
1
多言語対応

グローバル対応
多言語対応

グローバル企業の場合、各国の担当者がそれぞれの言語で編集をする必要があります。1つのテンプレートで複数の言語を扱うため、作業コストを大幅に削減できます。

2
デジタルマーケティング

デジタルマーケティング

メールマーケティングやSNS、ショッピングサイトなど、顧客の購買行動をCMSを介して統合することができます。

3
権限&ワークフローのカスタマイズ

権限&ワークフローの
カスタマイズ

閲覧や操作可能な範囲をユーザーごとに付与し、中規模CMSでは難しい細かな権限付与が可能です。操作が複数部署に広がる場合などに安心です。

4
システム連携

システム連携

他システムとの連携が追加開発なしで可能です。CRM、SFA、基幹システムなどユーザー情報やECサイトでの決済システムとなど様々な活用ができます。

5
環境の冗長化

環境の冗長化

ステージングサーバーと公開サーバーへの配信が可能です。環境ごとにサーバーが冗長化されるため、ヒューマンエラーやセキュリティ面での安全性が高まります。

6
ユーザー分析

ユーザー分析

Webサイトに蓄積されたユーザー情報をもとに、潜在顧客のスコアリング化などが可能です。Google Analyticsなど外部の分析ツール以上に強力な解析がCMS上で可能です。

7
法規制

法規制

GDPRやCCPAなどの各国の法規制対応や、世界的なセキュリティ基準に対応しています。中規模の場合、対応を厳密に宣言していないCMSが多いです。

8
拡張性

拡張性

Webアプリの開発に伴うデプロイやリリースのしやすさ。複数プロジェクトが並行して開発できるかなどのDB構造、開発環境とのデータ共有の仕組みなど開発者向けの環境整備の度合いが異なります。

9
大量サイト管理

大量サイト管理

複数のサイトを管理して、コンテンツの共有化をしたり、管理画面が同じまま、ユーザーごとに出し分けたりなど、大量コンテンツの管理基盤としての優位性があります。

中規模CMSと小規模CMSの違い

規模拡大や運用体制の複雑化に伴い、小規模向けCMSでは対応が難しくなる場合があります。
そこで、中規模向けCMSが持つ5つのメリットをご紹介します。

中規模中規模CMS
小規模小規模CMS
1
セキュリティ

セキュリティ

中規模CMSは、暗号化通信やパスワード管理、改ざん検知ソフトウェアとの連携などを備えており、近年問題視されているオープンソースCMSの脆弱性のリスクを抑えることが可能です。

2
ワークフロー

ワークフロー
公開制御

編集をした際に「下書き状態」→「承認待ち」→「公開」といった工程をつけます。CMSによっては、数十ページの同時承認やメールツールとの連携も中規模CMSでできる優れた機能です。

3
大量コンテンツ

大量コンテンツ

1000ページ以上あるWebサイトは中規模サイト以上といえるでしょう。少なくとも商品やIR情報を掲載している企業は、小規模CMSでは運用するのが難しい場合があります。

国内での採用実績から考える

「実績がある」に惑わされない!
CMSの採用実績事例で見るべき4つのポイントとは?

CMSの採用実績事例を見ると、大企業との実績が多く掲載されています。
ただし、その内側を正しく確認することが重要です。

Point01

メインサイト・コーポレートサイトで使われているか?

企業の“顔”となるサイトで使われているかは、そのCMSの信頼性と運用力をはかる重要な指標です。
一方で、採用事例の中には、キャンペーンLPやサブサイトでの一時的な利用を「導入実績」としているケースもあります。
実際に中核となるサイトで使われているかを見極めることが重要です。

Point02

全社で使われているか?
1部門で使われているか?

CMS評価では、「誰が使っているか」に注目することが重要です。
広報やマーケティングなど非エンジニア部門が日常的に使っている実績があれば、使いやすく社内浸透しやすいと判断できます。
逆に技術チームのみの利用だと、専門知識が必要で他部門との連携に課題がある場合があります。
利用者や頻度、具体的な利用シーンを確認することで、自社に合ったCMSかどうかを正確に見極められます。

Point03

世界の共通基盤として使われているか?
日本国内だけで使われているか?

そのCMSがグローバル共通基盤か国内限定かで、拡張性や安定性に大きな差が出ます。
世界中で使われるCMSは多言語対応やセキュリティが強く、外部連携も充実。
長期運用や海外展開に柔軟に対応可能です。将来のグローバル対応を考えるなら、世界規模の採用実績も重要な判断ポイントです。

Point04

実際の運用期間はどれくらいか?

CMSを「導入した」だけでは使い勝手や信頼性は判断しにくいです。
数年以上の継続運用実績があるかで、現場での活用度や安定性が見えます。
特に大規模や複数部門で長く使われているCMSは、機能・保守の満足度が高い傾向です。
選定時は導入時期や運用年数、運用体制も確認しましょう。

「実績がある」だけに惑わされず、
”どこで・誰が・どれだけ使っているか”
まで確認することが、CMS選定のカギです

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CMSの比較・選定に役立つポイント
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