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大規模サイト向け
CMS比較のポイント

売上規模が100億以上、上場している企業がCMSを選ぶ際に検討すべきことがあります。セキュリティやパフォーマンスが求められるエンタープライズ規模のお客様が考えるべき、CMS比較のポイントを整理します。

LYZONは「Sitecore」認定公式ゴールドパートナーです

適切なCMSはサイト規模から考えることが重要です

  • Joomla
  • OpentextTeamsite
  • WordPress
  • MovableType
  • Concrete5
  • WebCenterContent(ORACLE)
  • Adobe Experience Manager
  • HubSpotContentHub
  • PowerCMS
  • Heartcore
  • Noren
  • ACQUIA
  • MicroCMS
  • ALAYA
  • Drupal
CMSはWebサイトに求められるニーズの複雑化に伴い、多様化の時代を迎えています。
広く一般的に知られているCMSだけでもこれだけあります。

CMSは3つの規模
分類されます

数十~数百ぺージのサイト

中小企業や個人のサイト

ノーコード

  • WIX
  • STUDIO
  • JIMDO

小規模向けCMS

  • Concrete5
  • WordPress
  • Joomla
  • MovableType
  • HubSpotContentHub

数百~数千ページのサイト

公官庁や上場企業、中堅企業のサイト

中規模向けCMS

  • ALAYA
  • MicroCMS
  • PowerCMS
  • Noren
  • Heartcore
  • Kuroco
  • Drupal

数千~数万ページのサイト

エンタープライズ、上場企業のサイト

大規模向けCMS

  • Adobe Experience Manager
  • OpentextTeamsite
  • SITECORE
  • WebCenterContent(ORACLE)

エンタープライズ向けCMSの評価

世界的なITソフトウェアの評価機関であるガートナー、そして実際のユーザー評価をもとにしたG2などが、毎年CMSやDXPといったツールを多角的に評価しています。LYZONではこれらのグローバル評価機関のデータをもとに、大規模・中規模・小規模の分類を策定しています。エンタープライズでよく利用されているCMSの最新の評価状況は以下のとおりです。

規模感・シェア・利用者満足度に基づくCMSの評価分布図

ITソフト評価機関のガートナーが示す評価

Webコンテンツ管理の評価はこちら
デジタルエクスペリエンスプラットフォームの
評価はこちら

Gartner(ガートナー)とは?

Gartner(ガートナー)は、ITやデジタル分野の製品・サービスを分析・評価する世界的な評価機関です。
多くの企業がツール選定や導入判断の参考として、これらのレポートを活用しています。
近年のGartnerレポートでは、「CMS」という単独カテゴリでの評価は行われなくなり、「DXP(デジタルエクスペリエンスプラットフォーム)」や「パーソナライゼーションエンジン」など、より包括的な視点で分類・評価が行われています。

世界中のユーザーによる評価『G2』

実際に使用したユーザーのレビューを確認できます

主要製品の評価はこちら

G2とは?

G2は、ITやソフトウェア製品を実ユーザーレビューに基づき評価する世界的プラットフォームです。
企業の意思決定者や担当者が、導入前に使いやすさ・満足度・サポート品質・導入実績などを確認する手段として活用しています。
G2は「Satisfaction(満足度)」と「MarketPresence(市場での存在感)」の2軸で製品を分析し、Grid® Reportとして4象限に分類。
機能比較だけでなく、現場視点での使いやすさや評価を可視化し、ガートナーは異なる実用的な比較が可能です。

規模感・レベル感を理解してCMSを絞り込む

みなさんは、どのようにしてスマートフォンを選びますか?

「ハイスペックモデルだけど、高い」「ロースペックモデルだけど安い」、など大まかなレベル感をベースにその中から、自分に合ったものを選びますよね。
自分のレベル感にあったものから、レビューや機能、販売員のレコメンドと価格を比較して、製品を購入しますよね。

CMSを選ぶときも同じです。

CMSの大まかな規模感を把握することで、選定ミスを防ぐことができます。規模感を誤ると、コストが想定以上にかかったり、機能が不足したりするため、自社に合ったレベル感を見極めることが重要です。

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CMS選定や設計、サイトの構築・移行をご検討中の方はぜひご活用ください。

企業向けCMSの評価や選定基準がわかる!
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エンタープライズ向けに求められること

昨今、企業のWebサイトは、情報発信のみならず、ブランディング、売上拡大、データのハブとしての役割を同時に担うことが求められています。とくに大規模サイトではコンテンツ量が多く・関係者・連携システムなども多岐にわたります。セキュリティを担保しつつ、大量コンテンツの更新や再利用、柔軟な承認ワークフロー、多言語対応、マーケティング/パーソナライズ機能、基幹・外部・認証基盤連携などに対応できることが不可欠になります。

情報発信

コンテンツ作成/管理

  • 大量コンテンツ管理
  • 多言語対応
  • 柔軟な編集機能・ワークフロー

集客・売上拡大

マーケティング・データ活用

  • マーケティング機能
  • 基幹連携
  • 外部システム連携
  • パーソナライゼーション
  • 認証基盤連携

ブランドへの信頼・ガバナンス

セキュリティ・インフラ

  • セキュリティ
  • BCP対策
  • スケーラビリティ
Webの重要性が増す中で、企業サイトの役割は今後も広がり続け、”作って終わり”では通用しなくなっています。サイト規模が大きいほど、「拡張しても全てを作り直さない設計」にしておくことが重要です。公開後の追加要件(機能追加・多言語化・システム連携)に止まらず応える基盤が、運用コストとスピードを左右します。

規模別CMS 価格比較

セキュリティ、パフォーマンス、グローバル対応力、マーケティングツールとの連動など、今後の拡張性を重視するならば拡張性に優れたCMSの採用を検討すべきです。自社は小規模・中規模・大規模のどれなのかを判断し、CMSを選定しましょう。外部の評価機関のCMS評価なども参考になります。

規模別CMS価格の比較図

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企業向けCMSの評価や選定基準がわかる!
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大規模CMS
中規模CMSの違い

他言語対応や複数サイトの管理においては、中規模向けCMSの拡張性に限界が見えてきます。
そこで、大規模向けCMSが持つ
9つのメリットをご紹介します。

大規模大規模CMS
中規模中規模CMS
1
多言語対応

グローバル対応
多言語対応

グローバル企業の場合、各国の担当者がそれぞれの言語で編集をする必要があります。1つのテンプレートで複数の言語を扱うため、作業コストを大幅に削減できます。

2
デジタルマーケティング

デジタルマーケティング

メールマーケティングやSNS、ショッピングサイトなど、顧客の購買行動をCMSを介して統合することができます。

3
権限&ワークフローのカスタマイズ

権限&ワークフローの
カスタマイズ

閲覧や操作可能な範囲をユーザーごとに付与し、中規模CMSでは難しい細かな権限付与が可能です。操作が複数部署に広がる場合などに安心です。

4
システム連携

システム連携

他システムとの連携が追加開発なしで可能です。CRM、SFA、基幹システムなどユーザー情報やECサイトでの決済システムとなど様々な活用ができます。

5
環境の冗長化

環境の冗長化

ステージングサーバーと公開サーバーへの配信が可能です。環境ごとにサーバーが冗長化されるため、ヒューマンエラーやセキュリティ面での安全性が高まります。

6
ユーザー分析

ユーザー分析

Webサイトに蓄積されたユーザー情報をもとに、潜在顧客のスコアリング化などが可能です。Google Analyticsなど外部の分析ツール以上に強力な解析がCMS上で可能です。

7
法規制

法規制

GDPRやCCPAなどの各国の法規制対応や、世界的なセキュリティ基準に対応しています。中規模の場合、対応を厳密に宣言していないCMSが多いです。

8
拡張性

拡張性

Webアプリの開発に伴うデプロイやリリースのしやすさ。複数プロジェクトが並行して開発できるかなどのDB構造、開発環境とのデータ共有の仕組みなど開発者向けの環境整備の度合いが異なります。

9
大量サイト管理

大量サイト管理

複数のサイトを管理して、コンテンツの共有化をしたり、管理画面が同じまま、ユーザーごとに出し分けたりなど、大量コンテンツの管理基盤としての優位性があります。

中規模CMS
小規模CMSの違い

規模拡大や運用体制の複雑化に伴い、小規模向けCMSでは対応が難しくなる場合があります。
そこで、中規模向けCMSが持つ
5つのメリットをご紹介します。

中規模中規模CMS
小規模小規模CMS
1
セキュリティ

セキュリティ

中規模CMSは、暗号化通信やパスワード管理、改ざん検知ソフトウェアとの連携などを備えており、近年問題視されているオープンソースCMSの脆弱性のリスクを抑えることが可能です。

2
ワークフロー

ワークフロー
公開制御

編集をした際に「下書き状態」→「承認待ち」→「公開」といった工程をつけます。CMSによっては、数十ページの同時承認やメールツールとの連携も中規模CMSでできる優れた機能です。

3
大量コンテンツ

大量コンテンツ

1000ページ以上あるWebサイトは中規模サイト以上といえるでしょう。少なくとも商品やIR情報を掲載している企業は、小規模CMSでは運用するのが難しい場合があります。

国内での採用実績から
考える

「実績がある」に惑わされない!
CMSの採用実績事例で見るべき
4つのポイントとは?

CMSの採用実績事例を見ると、大企業との実績が多く掲載されています。
ただし、その内側を正しく確認することが重要です。

Point01

メインサイト・コーポレートサイトで使われているか?

企業の“顔”となるサイトで使われているかは、そのCMSの信頼性と運用力をはかる重要な指標です。
一方で、採用事例の中には、キャンペーンLPやサブサイトでの一時的な利用を「導入実績」としているケースもあります。
実際に中核となるサイトで使われているかを見極めることが重要です。

Point02

全社で使われているか?
1部門で使われているか?

CMS評価では、「誰が使っているか」に注目することが重要です。
広報やマーケティングなど非エンジニア部門が日常的に使っている実績があれば、使いやすく社内浸透しやすいと判断できます。
逆に技術チームのみの利用だと、専門知識が必要で他部門との連携に課題がある場合があります。
利用者や頻度、具体的な利用シーンを確認することで、自社に合ったCMSかどうかを正確に見極められます。

Point03

世界の共通基盤として使われているか?
日本国内だけで使われているか?

そのCMSがグローバル共通基盤か国内限定かで、拡張性や安定性に大きな差が出ます。
世界中で使われるCMSは多言語対応やセキュリティが強く、外部連携も充実。
長期運用や海外展開に柔軟に対応可能です。将来のグローバル対応を考えるなら、世界規模の採用実績も重要な判断ポイントです。

Point04

実際の運用期間はどれくらいか?

CMSを「導入した」だけでは使い勝手や信頼性は判断しにくいです。
数年以上の継続運用実績があるかで、現場での活用度や安定性が見えます。
特に大規模や複数部門で長く使われているCMSは、機能・保守の満足度が高い傾向です。
選定時は導入時期や運用年数、運用体制も確認しましょう。

「実績がある」だけに惑わされず、
”どこで・誰が・どれだけ使っているか”
まで確認することが、CMS選定のカギです

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