国内での採用実績から
考える
「実績がある」に惑わされない!
CMSの採用実績事例で見るべき
4つのポイントとは?
CMSの採用実績事例を見ると、大企業との実績が多く掲載されています。
ただし、その内側を正しく確認することが重要です。
Point01
メインサイト・コーポレートサイトで使われているか?
企業の“顔”となるサイトで使われているかは、そのCMSの信頼性と運用力をはかる重要な指標です。
一方で、採用事例の中には、キャンペーンLPやサブサイトでの一時的な利用を「導入実績」としているケースもあります。
実際に中核となるサイトで使われているかを見極めることが重要です。
Point02
全社で使われているか?
1部門で使われているか?
CMS評価では、「誰が使っているか」に注目することが重要です。
広報やマーケティングなど非エンジニア部門が日常的に使っている実績があれば、使いやすく社内浸透しやすいと判断できます。
逆に技術チームのみの利用だと、専門知識が必要で他部門との連携に課題がある場合があります。
利用者や頻度、具体的な利用シーンを確認することで、自社に合ったCMSかどうかを正確に見極められます。
Point03
世界の共通基盤として使われているか?
日本国内だけで使われているか?
そのCMSがグローバル共通基盤か国内限定かで、拡張性や安定性に大きな差が出ます。
世界中で使われるCMSは多言語対応やセキュリティが強く、外部連携も充実。
長期運用や海外展開に柔軟に対応可能です。将来のグローバル対応を考えるなら、世界規模の採用実績も重要な判断ポイントです。
Point04
実際の運用期間はどれくらいか?
CMSを「導入した」だけでは使い勝手や信頼性は判断しにくいです。
数年以上の継続運用実績があるかで、現場での活用度や安定性が見えます。
特に大規模や複数部門で長く使われているCMSは、機能・保守の満足度が高い傾向です。
選定時は導入時期や運用年数、運用体制も確認しましょう。
「実績がある」だけに惑わされず、
”どこで・誰が・どれだけ使っているか”
まで確認することが、CMS選定のカギです