サイトコアのバージョン
■ 10.4
概要
存在しないページにアクセスするとき、以下の画像のようにサイトコアのエラーページにリダイレクトされます。
この記事では、サイトコアのエラーページのURLをユーザーに見せない方法について説明します。
変更方法
「App_Config\Sitecore.Config」内に定義されている「RequestErrors.UseServerSideRedirect」の「value」を、「true」に変更します。
<!-- USE SERVER-SIDE REDIRECT FOR REQUEST ERRORS
If true, Sitecore will use Server.Transfer instead of Response.Redirect to redirect request to service pages
when an error occurs (item not found, access denied etc).
Default value: false
-->
<setting name="RequestErrors.UseServerSideRedirect" value="false" />
設定値の変更に際しては、直接的なファイルの編集ではなく、パッチファイルでの変更が推奨されています。
テキストエディタにて、拡張子を「.config」として下述のファイルを作成し、「App_Config\Include」内に配置します。配置することで、既存の値が上書きされます。
<configuration xmlns:patch="http://www.sitecore.net/xmlconfig/">
<sitecore>
<settings>
<setting name="RequestErrors.UseServerSideRedirect">
<patch:attribute name="value">true</patch:attribute>
</setting>
</settings>
</sitecore>
</configuration>
上記の手順で「RequestErrors.UseServerSideRedirect」の「value」を「true」に変更すると、エラーページのURLは表示されなくなります。
以下の画像はパッチファイルを適用後、もう一度存在しないページにアクセスした結果です。エラーページのURLが表示されず、前にアクセスしたページのURLが表示されます。
以上になります。
※エントリーの内容・画像等は、公開時点での情報に基づきます。
※Sitecoreのバージョンによって実装されている機能が異なります。