サイトコアのバージョン
■ 10.0.0 (rev. 004346)
概要
サイトコアのデフォルトのタイムゾーン値は、サイトコアをインストールしたサーバーのタイムゾーン値を使います。サイトコアのタイムゾーン値は、サイトコアの日付フィールド「Date」「DateTime」や、サイトコアの時間取得ユーティリティに使われています。
この記事では、サイトコアのタイムゾーン値を、日本時間(Tokyo Standard Time)に変更する方法を説明します。
変更方法
「App_Config\Sitecore.Config」内に定義されている「ServerTimeZone」の「value」を、「Tokyo Standard Time」に変更します。
設定値の変更に際しては、直接的なファイルの編集ではなく、パッチファイルでの変更が推奨されています。
テキストエディタにて、拡張子を「.config」として下述のファイルを作成し、「App_Config\Include」内に配置します。配置することで、既存の値が上書きされます。
Tokyo Standard Time
上記の手順でサイトコアのタイムゾーン値を変更すると、日付フィールドで表示されている時刻が日本時間になります。
タイムゾーン一覧は下記のリンクで確認することができます。
タイムゾーン一覧
コード例
以下のコード例では、現在のサーバ時間を、サイトコアのタイムゾーン値に合わせて変換できます。
var now = Sitecore.DateUtil.ToServerTime(System.DateTime.UtcNow);
以上になります。
※エントリーの内容・画像等は、公開時点での情報に基づきます。
※Sitecoreのバージョンによって実装されている機能が異なります。