SITECORE MANIA 開発者向け技術ブログ

その他

山口

山口

バケットの作成方法

初めに

コンテンツエディタにて、製品情報のような莫大な件数のデータを同一フォルダに登録すると、表示が重くなります。

それを解消するのがバケットとなります。

バケット保存先を作成

フォルダを作成して、配下にアイテムを作成します。

バケット化するアイテムを指定

バケット化するアイテムのItemBucketsセクションのBucketableに、チェックを入れます。

今回はitem0000からitem0004までを、バケット化の対象にします。

バケット化の実行

バケット化の対象とするフォルダを、選択します。
上部メニューのConfigureタブのBucketを、押します。

バケット化が完了すると、下図のようになります。

注意点

バケットを利用するにあたって注意する点をまとめます。

パス構造が自動的に変更される

バケット化する際に、個々のアイテムへのアイテムパスを、バケット内のアイテムパスに、Sitecoreが自動的に変換します。

上記の例では、下表の様に変換されます。

 変更前  変更後(例)
 /sitecore/content/Home/Bucket/item0000  /sitecore/content/Home/Bucket/2021/08/16/01/14/item0000
 /sitecore/content/Home/Bucket/item0001  /sitecore/content/Home/Bucket/2021/08/16/01/14/item0001
 /sitecore/content/Home/Bucket/item0002  /sitecore/content/Home/Bucket/2021/08/16/01/14/item0002
 /sitecore/content/Home/Bucket/item0003  /sitecore/content/Home/Bucket/2021/08/16/01/14/item0003
 /sitecore/content/Home/Bucket/item0004  /sitecore/content/Home/Bucket/2021/08/16/01/14/item0004

アイテムパスが変更されてしまうので、アイテムパスを使用する機能の開発には注意が必要です。

バケット化されたアイテムの参照方法

バケット化したアイテムは、下記の手段で参照できます。

検索する

検索機能を使ってアイテムを検索し、参照することができます。

バケット内を階層表示する 

ViewタブのBucketsにチェックを入れることで、階層構造を表示できます。

コンテンツエディタで、バケット内のアイテムの構造を確認できます。



※エントリーの内容・画像等は、公開時点での情報に基づきます。
※Sitecoreのバージョンによって実装されている機能が異なります。

この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでます

Sitecore導入に関するご相談・資料ダウンロード

導入をご検討・ご依頼の方や、サービスについてご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

5分でわかる!CMS比較資料ダウンロード

クリック・タップで拡大、試し読みできます
掲載コンテンツ
  • 世界のCMSについて
  • CMSポイント全体像
  • 大規模向けCMSの優れた機能
  • Web マーケティング...etc