Sitecoreの管理画面で条件を指定して、アイテム一覧を取得したい場合があると思います。バージョン毎にやり方が少し異なるため紹介します。
検索にはSitecore Queryを使用します。
Sitecore QueryについてはSitecore_Queryを参照してください。
※どのバージョンでもSitecore Queryの書き方は同じです。
Sitecore7以前
Sitecore7以前でアイテムの検索をする場合は、デスクトップを選択してログインしてください。
左下の「Sitecoreボタン」 → 「開発ツール」 → 「デベロッパー センター」を選択します。
デベロッパー センターが開いたら、上のタブより「ツール」 → 「XPath ビルダー」を選択します。
正しく表示できると下の画像のような表示になります。
Sitecore8系
Sitecore8からは「デベロッパー センター」が開発ツールからなくなっています。
デベロッパー センターにアクセスするためには、下記のURLにアクセスしてください。
「http://[YOUR-SITECORE-INSTANCE]/sitecore/shell/default.aspx?xmlcontrol=IDE」
アクセスできたら「Sitecore7以前」項で記載したように「ツール」 → 「XPath ビルダー」で開くことができます。
XPath ビルダーにも直接アクセスすることができます。
「http://[YOUR-SITECORE-INSTANCE]/sitecore/shell/default.aspx?xmlcontrol=IDE.XPath.Builder」
Sitecore9系
Sitecore9からは「デベロッパー センター」が開発ツールからなくなっているだけでなく、「Sitecore8系」で紹介したURLも使用できなくなっています。
Sitecore9系でSitecore Queryを用いた検索をするためには、「Sitecore PowerShell Extensions」が必要になります。
対応したバージョンの「Sitecore PowerShell Extensions」をインストールしてください。
・Sitecore PowerShell Extensions
・Sitecore PowerShell Extensions GitHub
左下の「Sitecoreボタン」 → 「開発ツール」 → 「PowerShell ISE」を選択します。
画像内にもありますが、XPath ビルダーと異なる点はSitecore Queryの前に「Get-Item -Path master:// -Query」を付けることです。
以上です。
※エントリーの内容・画像等は、公開時点での情報に基づきます。
※Sitecoreのバージョンによって実装されている機能が異なります。