基本的に Sitecore をインストーラーからインストールする場合、アプリケーションプールの[ID]設定は「NetworkService」になっており、フォルダのアクセス権は「Network Service」が有効になっています。
zip からインストールする場合でも、アプリケーションプールの[ID]設定を「NetworkService」で設定する場合は上記の設定で大丈夫ですが、「ApplicationPoolIdentity」で設定する場合はフォルダのアクセス権の設定に注意が必要です。
単純にフォルダのアクセス権に「ApplicationPoolIdentity」を設定することはできず、「IIS AppPool\アプリケーションプール名」で設定する必要があります。
例えば、アプリケーションプールの名前が「SitecoreAppPool」の場合は、フォルダのアクセス権の設定で「IIS AppPool\SitecoreAppPool」を有効化します。
参考サイト:IIS 7 以降のアプリケーションプールのビルトインアカウントにアクセス権を付与する
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※Sitecoreのバージョンによって実装されている機能が異なります。