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Unicornで管理する Sitecore(サイトコア)アイテムの指定方法

Unicornを用いて、 Sitecore(サイトコア)のアイテムを管理する場合の指定方法をご紹介します。(他社の技術ブログで割愛されていたので説明させていただきます。)


Unicornとは?

Unicornは、シリアル化(Sitecoreアイテムをデータベースからファイルシステムへ変換)を実現する、オープンソースのツールです。
Sitecoreのアイテムやテンプレートをシリアル化して、Git上で管理することができます。


指定するときのポイント

管理するアイテムを指定するファイルは、Unicorn.Default.confgです。

ファイル内の、predicateタグ内のincludeタグ内のpath属性で、管理するアイテムのパスを指定します。
同様に、excludeタグ内のpath属性で、除外するアイテムのパスを指定します。


ポイント1
path属性の末尾に「/」を付加するか否かで、意味合いが変わりますので、注意が必要です。

  • 「/」指定なし:指定したフォルダを含む配下
  • 「/」指定あり:指定したフォルダを含まない配下

例1

<predicate>
    <include name="Contents" database="master" path="/sitecore/content/Home">
        <exclude path="/sitecore/content/Home/works/"></exclude>
    </include>
</predicate>

下図の範囲のアイテムが取得できます。

sitecore_item_scope


ポイント2
Sitecoreのアイテムを除外する条件は、テンプレートIDやアイテム名などでも指定できます。

例2

<include name="Contents" database="master" path="/sitecore/content/Home">
    <exclude templateId="{C58C5E99-5AAD-4FD0-B804-FA57ED754526}" />
    <exclude namePattern="^__Standard values$" />
</include>



参考

SitecoreUnicornSerialize

SitecoreUnicorn

SitecoreUnicornSampleConfig



※エントリーの内容・画像等は、公開時点での情報に基づきます。
※Sitecoreのバージョンによって実装されている機能が異なります。

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