Sitecore8.1からパブリッシュ時にユーザーの編集権限をチェックする設定が追加になりました。
デフォルトでは無効になっていますが、有効にすると、ユーザーが読み取り権限および書き込み権限を持つアイテムだけパブリッシュされるようになります。
権限のないアイテムをパブリッシュした場合は処理はスキップされます。
これにより、編集権限を持たないユーザーが誤って別のアイテムをパブリッシュしてしまうのを防ぐことができます。
同様に、サブアイテムを削除してサブアイテムを含めてパブリッシュした場合は、削除権限を持つアイテムのみパブリッシュ先から削除されます。
なお、アイテムの作成権限はチェックされません。
設定を有効にするには Sitecore.config にある Publishing.CheckSecurity という設定項目をtrueに設定します。
もしくは、以下のパッチファイルを Website\App_Config\Include フォルダに保存します。
ZZ.Publishing.config
(Sitecore 8.2 rev. 161221にて確認)
※エントリーの内容・画像等は、公開時点での情報に基づきます。
※Sitecoreのバージョンによって実装されている機能が異なります。