Sitecoreの機能でより柔軟な運用を実現
「合言葉マネージャー」は社内情報(案件情報やID・パスワード)を一元管理する自社イントラサイトです。
元々は他社アプリケーションで情報管理していたものの、いつ誰が情報を編集したのかがわからない(バージョン管理が出来ない)・複数人によるリアルタイム更新が行えないなど運用上の課題も存在しました。
Sitecoreはバージョンの概念やリアルタイム更新性を備えているため、より柔軟に運用可能なイントラサイトが実現できました。
また他社アプリケーションでは各アイテムの詳細情報をプレーンテキストでしか記載できませんでしたが、Sitecoreではリッチテキストエディタ入力が可能なため、リンクを作ったり使用例の図を挿入するなど編集の自由度も向上しています。
さらにデータのCSVインポート機能も搭載しているため、他社アプリケーションからのデータ移行も非常にスムーズに行えました。
エクスペリエンスエディターで楽々ページ編集
エクスペリエンスエディターとはページの見たまま編集を可能にするエディター機能で、開発者以外でも簡単にページを編集することが出来ます。
このエディター機能を搭載することで、格段にサイト運用が楽になりました。
サイト機能カスタマイズでさらに使いやすく
さらなる機能改善として、フィールドに値を持たせることで実現したキーワード検索や、ID・パスワードのクリップボード機能などを盛り込んでいます。
また関連リンクを設定可能にすることでスムーズに関連情報を参照できるようになり、同じ内容が重複して書かれないようにしています。
比較的フロントエンド側からも改修が容易なサイト構成のため、機能改善などもスピーディーに開発可能です。
自社サーバーで全てを管理することでセキュリティ面も向上
企業として情報漏洩リスクは最小限に抑える義務があります。
そのため管理する情報は他社サービスやアプリケーションに依存せず、自社サーバーで保管・管理することが理想です。
このイントラサイトは自社サーバー管理なのはもちろん、ログイン機能や社外からのアクセス制限も設けることでセキュリティ面も向上させています。
さらにロール設定で正社員・契約社員・アルバイトなどのユーザーごとに閲覧権限も設定することが可能です。
Sitecore最新バージョンの導入
LYZONでは自社サービスに対して積極的にSitecoreの最新技術・バージョンを用いて開発しています。
このイントラサイトも当時としては初の開発となるSitecoreバージョン(8系)を導入し、その後様々なクライアント様案件でノウハウを活かしています。
合言葉マネージャー概要
Sitecoreバージョン:Sitecore 8.1.0